|
エルピーダメモリグループが購入する主な対象は、製品、半製品、部品、材料、化学物質、生産設備、事務用品などがあります。
製品及び製造に使用される部品・材料については、製品に含有する化学物質の評価(製品アセスメント)を行います。設計者が法令及び顧客要求を遵守し、複数部門間で確認する仕組みです。
製品購入の基準である「グリーン調達ガイドライン」を製造委託先及び購入先に規定することで、有害物質の不使用を要請し、含有有無を調査。当社グループの基準を満たすことを確認します。
主な購入品
| 対象 |
例 |
評価 |
評価項目 |
| 製品 |
半導体製品
部品、材料 |
製品購入前の製品アセスメント |
有害物質、
取引先環境管理システム |
| 生産 |
薬品・ガス |
化学物質事前審査 |
適用される法令、安全対策 |
生産設備
評価設備 |
設備事前評価 |
適用される法令、化学物質、
有害物質、省エネルギー |
| 事務用品 |
紙製品
文房具、机 |
グリーン購入推進規定 |
環境マーク |
グリーン調達ガイドライン
| 評価対象項目 |
製造委託 |
部品・材料 |
薬品ガス |
| 製品に含有する化学物質 |
○ |
○ |
− |
| 製造に使用される薬品ガス |
○ |
− |
○ |
| 取り引き先の環境管理システム |
○ |
○ |
○ |
| 製造委託先における環境リスク対策 |
○ |
− |
− |
|
| |
サプライヤーの管理・評価
エルピーダメモリグループの取り引き先については、グリーン調達ガイドラインにおいて、環境マネジメントシステム導入、化学物質管理基準遵守を、取り引きの基本条件としています。また、製造委託契約している取り引き先については、製造委託先評価規定を設け、環境リスク評価基準に従って評価し、環境リスクの低減活動に協力いただいています。評価は、毎年継続して行い、評価結果と改善要望事項をフィードバックする仕組みです。
環境リスク対策評価基準
| 評価項目 |
主な基準 |
| 環境マネジメントシステム |
ISO14001外部認証取得 |
| 地球温暖化対策 |
エネルギー・温室効果ガス削減計画 |
| 化学物質管理 |
自社化学物質基準、化学物質の管理手順、実績の把握、汚染防止対策 |
| 廃棄物管理 |
産廃物発生量管理、産廃物リサイクル率、廃棄物処理委託先管理 |
| 変更管理 |
化学物質に関する変更手順 |
| その他 |
サプライヤー管理、労働安全衛生管理、環境情報開示 |
|
| |
有害物質管理・対策
製品に含まれる有害物質については、RoHS指令に準拠した製品設計基準のもとで、製品設計を行い、かつ製品・部品材料・包装材料の購入についても、化学物質の確認を行い、製品の環境品質を確保しています(RoHS指令規制物質参照)。
また、設計・製造において不要となった設備の廃棄手順を定め、廃棄物処理を依頼する際に、危険有害物質の確認を行い、フロンの回収破壊、アスベストなどの有害物の適切な処理委託をしています。
有害物質管理の例
| RoHS指令規制物質 |
許容限界 |
自主管理値 |
| 鉛及びその化合物 |
1,000ppm |
500ppm |
| 水銀及びその化合物 |
1,000ppm |
500ppm |
| カドミウム及びその化合物 |
100ppm |
50ppm |
| 六価クロム及びその化合物 |
1,000ppm |
500ppm |
| ポリ臭化ビフェニル(PBB類) |
1,000ppm |
500ppm |
| ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE類) |
1,000ppm |
500ppm |
|
| |
| |
|
RoHS指令とは
欧州連合(EU)は、2003年2月、廃電気電子機器指令(WEEE指令)と有害物質使用制限指令(RoHS指令)を公布しました。WEEE指令は、廃棄物の処理低減を目的に、再使用、リサイクルをし易くする設計・製造、廃棄する際の生産者費用負担について規定しています。RoHS指令は、有害物質含有製品を市場に入れないことを目的にして、電気電子機器に含まれる有害物質の使用を規制しています。WEEE指令は日本の家電リサイクル法に類似していますが、適用される品目は家電製品、コンピュータ・通信機器、電動工具、玩具、医療機器、自動販売機など10品目に分類され、非常に広い範囲にわたります。RoHS指令で規制する化学物質は、鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、ポリ臭化ビフェニル、ポリ臭化ジフェニルエーテルの6物質です。 |