事業展開
 
開発 – 先端技術開発の強化
エルピーダメモリは、常に業界をリードする世界トップレベルの技術を基盤にDRAMの製品開発をしています。また、将来のDRAMを開発する上で不可欠な、微細加工技術、大容量化技術、低消費電力技術、高速化技術などの各種要素技術の研究・開発にも果敢に取り組んでいます。これらの研究・開発は、量産へのスムーズな展開を意識し、「試作と量産を共通の施設内」で行う体制をとっています。さらに、大容量、高速性、不揮発性* を兼ね備えた次世代メモリの開発にも力を注いでいます。
エルピーダメモリではDRAM市場の主導権を獲得するため、最先端・高機能・高性能DRAMの研究・開発には社内のリソースを活用するほか、社外の研究・開発機関とも積極的なアライアンスを推進し、包括的な研究協力体制で新技術にも果敢に挑戦しています。その成果は、高度な技術力を必要とするプレミアDRAMの開発や、パッケージや多種モジュールなど豊富な製品ラインアップ、そして製品の高い性能・信頼性に表れています。
エルピーダメモリは、お客さまのニーズを満たす、より最先端・高機能・高性能なDRAMを、他社に先駆けて開発して参ります。.
不揮発性:電源を切っても記憶内容を保持し続ける特性
生産 – 生産体制の強化
エルピーダメモリは広島工場を中心に、安定した生産体制を整えています。
高性能で高付加価値のプレミアDRAMは広島工場で生産し、価格対応力と安定供給が求められるPC分野向けDRAMについては、価格競争力に秀でた信頼できる海外ファンダリメーカーと提携しています。
広島工場では、エンジニアが生産効率と歩留まり向上のために日々スキルを磨き、数多くの独自技術を実用化しています。また、2005年10月には広島エルピーダメモリのE300ファブ エリア2を拡張し、国内における生産能力をいっそう強化しました。
この体制のもと、エルピーダメモリは多種多様なDRAMの生産を市場動向に合わせてフレキシブルに行い、信頼性の高い製品をタイムリーにお客さまへ提供します。
販売 – 販売・マーケティング活動の充実
多くの分野で情報のデジタル化が進む中、より高度な性能と信頼性を兼ね備えたDRAMが求められています。
エルピーダメモリではこのニーズに対応するプレミアDRAMを販売の機軸とし、製品分野ごとに営業チームと技術マーケティングチーム、システム評価チームから構成する専門部隊を編成しています。豊富な経験と技術を持った専門スタッフが、お客さまと対話を重ね、潜在的なニーズを把握し、ベストソリューションの提供と長期的なパートナーシップの構築を実現しています。
また、国内では東京・大阪・名古屋、海外では北米・欧州・アジア各地に販売拠点を設置し、世界各地のお客さまをサポートしています。
デジタル家電・モバイル機器分野
エルピーダメモリは、業界最先端の技術により、様々な要求に応えるプレミアDRAMを開発・発表するとともに、そのラインアップ拡充に努めています。
また、お客さまであるエレクトロニクスメーカーや半導体メーカーからのニーズに的確に対応するため、製品の初期設計段階からお客さまと当社とで綿密に対話し、最適なDRAMソリューションを提供します。
今後の成長が最も見込まれるこの分野で圧倒的な地位を築くため、ソリューション提供能力をさらに強化し、お客さまのベストパートナーとなることを目指します。
サーバ分野
この分野では、大容量データを高速・確実に処理でき、さらに低消費電力・低電圧特性に優れた信頼性の高いDRAMが求められます。また、大容量化や薄型化を実現するためのパッケージ技術やDRAMを基板上に組むモジュール化のノウハウも必要とされます。
エルピーダメモリは、高集積化・大容量化などの技術開発を積極的に行い、お客さまの求める高品質なプレミアDRAMを迅速に提供することを目指しています。さらに、お客さまとの継続的なコミュニケーションにより、パートナーシップのさらなる強化に努めます。
PC分野
この分野では、需給バランスに応じた価格対応力や安定供給が求められます。
エルピーダメモリでは、プレミアDRAM事業で培った先端技術をこの分野でも活かしながら、海外ファンダリメーカーと提携し、価格変動に対応する安定した生産体制で市場のニーズに対応しています。
エルピーダメモリは、今後もお客さまに満足していただけるよう、コスト競争力、供給能力をさらに強化して参ります。
ファンダリ分野
エルピーダメモリは、最先端E300ファブを用いてロジック製品の受託生産を行います。
DRAM事業で蓄積した製造ノウハウ、台湾UMC社のIPサポートおよびロジック技術により、多くのお客さまの製造委託にお応えし、当分野の成長を図ります。
- ※ プレミアDRAM:
- デジタル家電・モバイル機器向け、およびサーバ向けに使われるDRAM製品に対するエルピーダメモリでの呼称です。パソコンなどに使われるDRAMに比べ、高度な技術力が必要とされ、容量あたり単価も高く評価されます。
|