2003年8月26日
エルピーダメモリ株式会社
日本電気株式会社
広島日本電気株式会社
広島エルピーダメモリ株式会社設立とNEC広島の生産機能移管について
エルピーダメモリ株式会社(代表取締役社長兼CEO:坂本 幸雄、以下 エルピーダ)は、2003年9月1日付けで、エルピーダの100%出資による生産子会社、広島エルピーダメモリ株式会社(以下 広島エルピーダ)を設立することを決定致しました。
これと同時に、エルピーダ、NEC、およびNEC広島(代表取締役社長:久保田 武彦)の3社は、NEC広島が保有する生産設備を含めた全てのファシリティを広島エルピーダに貸与し、全ての従業員を広島エルピーダに出向させることにより、NEC広島の生産機能を全面的に広島エルピーダに移管することにつき合意いたしました。広島エルピーダは、2003年9月1日から従来のNEC広島の生産機能を引き継ぎ、事業を開始いたします。
これによりエルピーダは、自身が持つ開発、販売機能に加え、子会社広島エルピーダがNEC広島より移管を受ける業界最高水準の製造ノウハウ、最先端プロセスでの量産技術力、及び生産能力を保有することになり、DRAMビジネスとしての一貫事業体制を確立することとなります。
なお、NEC広島は、従来の半導体製造会社から広島エルピーダに対して資産を貸与する資産管理会社及び従業員の出向元会社となり、NECの100%子会社として存続致します。
また、従来NEC広島がNECエレクトロニクス株式会社 (代表取締役社長:戸坂 馨) から受託していたDRAM以外の半導体の生産についても、今後は広島エルピーダが受託生産を継続いたします。
これまでエルピーダは、同社がNEC広島敷地内に保有する300mmウェハを使用する最先端工場の立ち上げ及び運営をNEC広島に委託しておりました。また、NEC広島が保有する200mmウェハ工場は、従来からエルピーダの主力工場と位置付けられ、エルピーダが開発した高付加価値最先端製品の生産受託を行なって参りました。
今回の移管を行うことにより、広島エルピーダは、300mmウェハ工場とNEC広島から賃借する200mmウェハ工場の双方を主体的に運営することとなり、両工場の間で共通性の高い技術情報を水平展開することが可能となるほか、効率化によるコストダウンが可能となり、コンペチタに先駆けて高付加価値DRAM市場における世界的な優位性を確立することが可能となります。
また、今後はエルピーダがDRAM事業を一貫して行うこととなり、開発・試作をいち早く製造展開することや、マーケティングと製造とのダイレクトなコミュニケーションにより、お客様のニーズ・変化に即応した生産ミックス対応など、経営の迅速化が可能となります。
これにより親会社エルピーダではコンピタンスである開発・設計技術力にエンジニアリソースを集中し更に開発・設計技術力向上を図る一方、広島エルピーダでは生産・製造にリソースを集中し世界トップレベルの生産技術力を更に強化いたします。両社のコンピタンスを両輪とするバリューチェーンにより、メガコンペティションに勝ち抜くビジネスモデルの確立を実現してまいります。
新体制のもとエルピーダ及び広島エルピーダは、世界のトップ3のDRAMカンパニーとなることを掲げ、日本唯一のDRAMカンパニーとして成功させていく所存です。
なお、新会社の概要は次の通りであります。
記
1.新会社の概要
| ・商号: | 広島エルピーダメモリ株式会社 (英文商号:Hiroshima Elpida Memory, Inc.) |
| ・設立: | 平成15年9月1日 |
| ・代表者: | 代表取締役社長 久保田 武彦 |
| ・事業内容: |
|
| ・本店所在地: | 広島県東広島市吉川工業団地7番10号 |
| ・資本金: | 2,500万円 |
| ・事業規模: | 約1,300億円(平成16年度見込み) |
| ・従業員数: | 約1,360名(設立時) |
2.マネジメント体制について
9月1日付けで就任する取締役ならびに監査役は以下の通りであります。
| 代表取締役社長 | 久保田武彦 (エルピーダメモリ(株) 執行役員) |
| 取締役 (非常勤) | 山本 恭二 (NECエレクトロニクス(株) 取締役副社長) |
| 取締役 (非常勤) | 久保 正次 (エルピーダメモリ(株) 執行役員) |
| 取締役 (非常勤) | 大塚 周一 (エルピーダメモリ(株) 執行役員) |
| 取締役 | 橋口 隆信 |
| 監査役 (非常勤) | 松宮 弘二 (エルピーダメモリ(株) 執行役員) |
| 監査役 | 津田 智幸 |
なお、執行役員の陣容は以下の通りであります。
| 社長 | 久保田武彦 |
| 執行役員 | 橋口 隆信 |
| 執行役員 | 山本 二郎 |
| 執行役員 | 松本 徳夫 |
以上
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